Heroku CLIを使用して、Gitからデプロイしたいと思います。
Heroku公式を分かりやすく、説明します。
https://devcenter.heroku.com/ja/articles/git#prerequisites-install-git-and-the-heroku-cli
前提条件
ローカルリポジトリとリモートリポジトリについて
herokuにデプロイするまでには、以下の手順です。
ローカルGitリポジトリ作成 ⇒ herokuのリモートリポジトリへPUSH ⇒ デプロイ
そのためには、Heroku CLIだけでなく、 ”Git” が必要があります。
この概要図を念頭に置いておいてください。
Gitのインストール
上記からビット数に合わせたGitをインストールしてください。
heroku CLIをインストール
path環境の設定
〇管理者の場合
スタートメニューから『システムの詳細設定の表示』から変更します
〇管理者以外の場合
管理者以外の方は、こちらを参考にしてください。
ローカルGitリポジトリの作成とcommit
以下の図の赤枠内の作業を実施していきます。
対象ファイルまで移動
コードが入っているファイルまで移動します。
新規作成する場合のみ、mkdirから始めてください。
C:\Users> mkdir ファイル名 ※新規作成の場合のみ
C:\Users> cd ファイル名
git init
C:\Users\ファイル名> git init
Initialized empty Git repository in C:/Users/ファイル名/.git/
#(日本語)初期化した空のGitレポジトリがファイルに生成されました。
ローカルに空のレポジトリを作成、または既存のレポジトリを初期化します。
.git は隠れファイルなので、エクスプローラーで開いても表示されません。
確認したい場合は、 ”git show” や “git status” で確認できます.
git add . or git add ファイル名
C:\Users\ファイル名> git add .
コードが入っているファイルを、ローカルリポジトリに追加します。
git add . の場合、全てのファイルを追加します
git add ファイル名 の場合、特定のファイルのみを追加します。
ファイルを指定しないと以下のようなヒントが出てきます。
C:\Users\ファイル名> git add
Nothing specified, nothing added.
hint: Maybe you wanted to say 'git add .'?
hint: Turn this message off by running
hint: "git config advice.addEmptyPathspec false"
git commit -m “My first commit”
C:\Users\ファイル名>git commit -m "My first commit"
[master (root-commit) 5f08f95] My first commit
48 files changed, 48070 insertions(+)
create mode 100644 Procfile
....
変更を記録します。
コミットメッセージととももコミットします。
ブランチのデフォルトは、 ”master” になります。
ここまででローカルレポジトリの準備は完了です。
Herokuリモートの作成
herokuのリモートリポジトリとローカルGitリポジトリを関連付けます。
heroku git:remote -a herokuアプリ名
herokuのリモートリポジトリとローカルGitリポジトリを関連付ける。
herokuアプリ名には、自分のアプリの名前を入れてください。
C:\Users\ファイル名>heroku git:remote -a herokuアプリ名
set git remote heroku to https://git.heroku.com/herokuアプリ名.git
コードのデプロイ
git branch
C:\Users\ファイル名> git branch
* master
念のため、ブランチの名前を確認します。
git push heroku ブランチ名
C:\Users\ファイル名>git push heroku master
今回は、ブランチ名は”master”です。
これで、PUSHが完了したら終了です。
まとめ
現在、Githubとの連携ができなくなっています。
実際にGitHubよりGitのほうが覚えてしまえば、便利なのでこれを機にやってみてください。
2022年11月より順次Herokuが有料化されました。それに伴い、新しいPaasとして『Render』を使用しています。非常に操作性などHerokuと類似して使いやすいので、Herokuの代替先を検討中の方は『Render』をオススメします。