Pythonの標準搭載であるvenvの使い方を整理しました。
venvで仮想環境を構築するまでによく使うコマンドをコピペで使えるように整理しています。
実行環境は、コマンドプロンプト(cmd)です。
PowerShellの場合は、コマンドが異なりますので、注意してください。
目次
前提条件
以下の2点は事前に完了させておいてください。
コマンドプロンプトを起動
所定ファイルまで移動
C:\Users>mkdir filename
C:\Users>cd filename
C:\Users\filename>
仮想環境の構築
C:\Users\filename> python -m venv envname
# envnameは任意の名前としてください。
envname(任意)というフォルダが作成されます。
フォルダの中身は以下の通りです。
envname
│ pyvenv.ctg
├─ Include
├─ Lib
├─ Scripts
└─ share
仮想環境の有効化
C:\Users\filename> envname\Scripts\activate.bat
envnameフォルダ内にある ”Scripts” というフォルダにある ”activate.bat”を実行します。
以下のようになれば、仮想環境が有効になっています
(envname) C:\Users\filename>
ライブラリの確認
(envname) C:\Users\filename> pip list
Package Version
---------------- ---------
pip 22.0.4
setuptools 58.1.0
今あるライブラリを確認します。
初期は、”pip”、”setuptools”しかないはずです。
ライブラリのインストール
(envname) C:\Users\filename> pip install ライブラリ名
必要なライブラリがrequirements.txtにまとまっている場合
(envname) C:\Users\filename> pip install -r requirements.txt
仮想環境を終了
(envname) C:\Users\filename> deactivate
仮想環境の削除
C:\Users\filename> envname rm -rf
まとめ
venvで仮想環境を構築するまでによく使うコマンドが整理しているので、コピペで使えると思います。
仮想環境については、condaやenvなど様々ありますが、envがやはり使い勝手が良いような気がしています。
比較記事はまた、別途公開予定です。
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